鹿児島県の諏訪之瀬島で2000mまで上昇する噴煙が立ち上がる

諏訪之瀬島は、鹿児島県の吐噶喇列島に属する火山島です。
種子島や屋久島の南西にあり、トカラ列島のほぼ中央に位置します。
周囲約27キロ、面積27.66平方キロメートルの島で、人口は79人（2022年3月31日時点）、世帯数は44世帯です。

諏訪之瀬島の中央部には、標高799メートルの御岳火山があります。
御岳火山は、過去に何度も大噴火を繰り返しており、1813年には島のほとんどが焼失し、全島民が避難しました。
その後、明治時代に再び入植が始まり、現在は島民たちは農業や漁業、観光業などで生計を立てています。

諏訪之瀬島の自然は、火山活動によって形成された独特のものです。
御岳火山の北西部には、マルバサツキの群生地があり、春になると一面ピンクの花が咲き誇ります。
また、島の周辺には、ウミガメの産卵地や、ザトウクジラやイルカなどの海の生き物が生息する海域があります。

諏訪之瀬島は、活火山であり、噴火警戒レベル3が継続されています。
島への立ち入りは、気象庁や十島村役場の指示に従う必要があります。

以下に、諏訪之瀬島の特徴をまとめます。

鹿児島県の吐噶喇列島に属する火山島
種子島や屋久島の南西にあり、トカラ列島のほぼ中央に位置する
周囲約27キロ、面積27.66平方キロメートル
人口79人、世帯数44世帯

中央部に標高799メートルの御岳火山がある
過去に何度も大噴火を繰り返している
御岳火山の北西部にマルバサツキの群生地がある
島の周辺にはウミガメの産卵地や、ザトウクジラやイルカなどの海の生き物が生息する