【超絶悲報】「日本人の英語力は世界最低」は本当か…英語苦手も無理はない日本人

【超絶悲報】「日本人の英語力は世界最低」は本当か…英語苦手も無理はない日本人

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1: ゆううつちゃん 2023/10/24(火) 10:30:10.12 ID:??? TID:BUGTA
新聞などでは「日本人の英語力は世界最低クラス」などとする報道をたびたび目にする。本当にそうなのか。立教大学異文化コミュニケーション学部の中田達也教授は「TOEFLなどの平均スコアを国別に比べても意味がない。日本人の英語力が突出して低いというデータはない」という――。

 新聞や雑誌などのメディアでは、「日本の英語力はアジア最下位」「諸外国の中で最低クラス」といったセンセーショナルな見出しが定期的に躍ります。「中学・高校と6年間も英語を勉強したのに、英語が話せるようにならなかった」といった不満もよく耳にします。しかし、日本人が本当に世界に名だたる英語下手であるかどうかは、疑わしいところがあります。

 「日本人の英語下手」を煽る記事では、TOEFLなど、英語試験の国別ランキングを引用するのが定番です。しかし、これらのランキングをもとに英語力を比較するのは不適切です。

 その理由は、英語試験の受験者は日本人全体の英語力を代表しているとは限らないためです。例えば、日本の大学生の英語力を調べたいとしましょう。最も確実な方法は、日本の大学生全員に英語のテストを受けてもらうことです。しかし、日本に存在するありとあらゆる大学の全学生に同じテストを受けてもらうのは、時間的・金銭的な制約から現実的ではありません。

 より現実的な策としては、全国の大学生から無作為に一部を抽出し、その試験結果から大学生全員の英語力を推定する方法が考えられます。ここで重要なのは、英語があまり得意ではない学生から、かなり得意な学生まで幅広く調査対象とする必要があるということです。例えば、日本の大学生全員の英語力を推定したいにもかかわらず、東大生や京大生ばかりからデータを収集したとしたら、その結果は日本の平均的な大学生の実態とはだいぶかけ離れたものになるでしょう。

 同じ理由で、TOEFLなど英語試験の国別スコアから、その国全体の英語力を推定するのも不適切です。TOEFLは英語圏(特に北米)の大学や大学院に留学するための英語力があるかを測定するためのテストです。そのため、TOEFLをわざわざ受験するのは、英語に関心があり、比較的高い英語力を持っている層に限られるでしょう。そのため、TOEFLスコアの平均点は、その国の平均的な英語学習者の実情とはかけ離れている可能性があります。

 英語には、compare apples and orangesという表現があります。文字通りには「リンゴとオレンジを比べる」という意味ですが、「本来比べようがないものを無理に比べる」という意味の定型表現です。

 国別のTOEFLスコアを比較するのも、まさにリンゴとオレンジを比べているようなものです。「リンゴの皮はオレンジよりも薄い」「オレンジの方がリンゴよりもビタミンCが豊富だ」などと両者の違いを色々と指摘することはできるでしょうが、そのような比較から有益な示唆が得られるかというと、はなはだ疑問です。

 近年ではTOEFLだけでなく、EF Education First社のEPI(English Proficiency Index)という指標が引用されることもあります。EF EPIランキングは「世界最大の英語能力指数ランキング」と謳われており、新聞などの大手メディアでもよく取り上げられます。

 しかし、TOEFLと同じように、受験者が無作為抽出されておらず、「その年にたまたまEF EPIテストを受けた人」の英語力の指標にすぎません。そのため、EF EPIランキングを元に、その国の平均的な学習者の英語力を推定するのもやはり不適切です。TOEICやIELTSなど、他の英語試験も同様です。

 それでは、日本人の英語力の実態はどのくらいなのでしょうか? 寺沢拓敬氏(関西学院大学)は『「日本人と英語」の社会学』(研究社)で、「『日本人』の英語力が国際的に見て低いレベルにあることは事実だが、日本だけが突出して低いわけではなく、東アジアや南欧の国々も日本と同水準である」(寺沢、2015、p.72)と述べています。

 平均的な日本人の英語力が、世界的に見て低いレベルにあることには、いくつかの理由があります。その理由の1つは、英語の社会的な位置づけです。日本より英語力が高いアジアの国としては、シンガポールが代表的です。しかし、シンガポールでは英語が公用語の1つですから、シンガポール人の英語力と日本人の英語力を比較するのもやはりapples and orangesです。

 シンガポールに限らず、英米に統治された歴史を持つ国では、現在でも英語が公用語やそれに準ずるものとして使われていることがあります。一方で、日本では英語はあくまで外国語の1つにすぎません。日本では日常生活で英語に触れる機会がほとんどないわけですから、日本人の英語力があまり高くないのも、無理はないでしょう。(抜粋)

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c90096092bb6ff702b10bfd8ad72e364832f92&preview=auto

2: ゆううつちゃん 2023/10/24(火) 10:35:16.19 ID:4udwy
今まで通り、今まで通りがいい。
日本人の英語能力が上がるなんて嫌、嫌
グローバル化なんてやめよう。
今まで通り、今まで通りを続けていくのが一番いい。
今まで通り、日本人みんなで衰退しよう。
一人だけ助かろうとか、ずるいぞ!!


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