【解説】 世界の言語の数は話者が亡くなると減る一方のはずなのに実際は増えているというパラドックスの正体とは?

【解説】 世界の言語の数は話者が亡くなると減る一方のはずなのに実際は増えているというパラドックスの正体とは?

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【解説】 世界の言語の数は話者が亡くなると減る一方のはずなのに実際は増えているというパラドックスの正体とは?
1: グレイトな名無しさん 2024/06/22(土) 09:28:11.90 ID:5WTDo9qg

言語は話者が全員亡くなってしまうと消滅します。ニカラグア手話のように新たな言語が生まれることはあっても数は少ないため、世界の言語の数は減り続けているはずですが、実際には年々増加しています。なぜそのようなことが起きているのか、YouTubeチャンネルのMinuteEarthがアニメーションで解説しています。

The Language Counting Paradox – YouTube

カリフォルニアの先住民であるユロック族の長老であるアーチー・トンプソン氏が、2013年に亡くなりました。トンプソン氏はユロック語を話す最後のネイティブ話者であったため、トンプソン氏の死去とともに、ユロック語のネイティブ話者は世界からいなくなったことになります。

このような「言語の絶滅」は、推定で毎年9つの言語で起きているとされています。しかし、公用語として認められている言語の数は、2020年で7117個、2021年は7139個、2022年は7151個、2023年は7168個と、年々増加しています。

なる言語グループ」と認識されることで、言語としてカウントされる数が増加するというケースです。


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