山梨の学校給食でアレルギー反応、126人が影響を受ける

山梨の学校給食でアレルギー反応、126人が影響を受ける

ビワでアレルギーになる場合

ビワでアレルギー反応を起こす場合は、主に「口腔アレルギー症候群」という症状が現れます。
これは、花粉症と関連するアレルギーで、ハンノキ花粉症を持つ人に多く見られます。

症状

口の中のかゆみ、イガイガ
喉の痛み、違和感
唇や喉の腫れ
口腔内の麻痺感
鼻水、くしゃみ
目のかゆみ、充血
腹痛、下痢

原因

ビワに含まれる「PR-10タンパク質」が、ハンノキ花粉と似た抗原性を持つため、アレルギー反応を引き起こします。

対処法

症状が軽い場合:水で口の中ををよくすすぎ、様子をみましょう。
症状が重い場合:抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの内服薬を服用するか、医療機関を受診しましょう。

予防法

ハンノキ花粉症がある場合は、ビワを食べる前に少量ずつ試してみる。
加熱調理することで、PR-10タンパク質を分解し、アレルギー反応を軽減できる場合がある。
どうしてもビワを食べたい場合は、十分に注意して食べる。

その他

ビワ以外にも、バラ科の果物(リンゴ、モモ、サクランボ、洋ナシ、ナシ、スモモ、アンズ、イチゴ、ウメ)やナッツ類、豆乳などで同様のアレルギー反応を起こすことがあります。
アレルギー反応は個人差が大きいため、注意が必要です。

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