ワンピース初代編集「尾田先生の場合描きたいことがたくさんありすぎて各話の要素がボヤけてしまう」

ワンピース初代編集「尾田先生の場合描きたいことがたくさんありすぎて各話の要素がボヤけてしまう」

1:   2024/08/24(土) 09:13:12.63 ID:lo2S4ojY0
佐藤:『ROMANCE DAWN』のような海賊モノをやりたいというのは尾田先生から?
浅田:そうです。ただ連載ネームがなかなか通らなくて、4回目でやっと通ってるんですよ。
当初はルフィの「股旅モノ」で、ルフィが宿場町にやってきて、困った人を助けて、次の街に行く形式でした。
だけど、ルフィが何を考えているかわからないと言われて落ち続けたから、尾田先生が「じゃあ、わかるようにしよう」と、取っておきのルフィが旅立つ理由となるシャンクスとの出会いを描いたんですね。
僕は、そうした尾田先生の七転八倒に並走していただけだと思います。

吉田:浅田さんが作品の中身に関わることはなかったんですか?
浅田:最初の読者としてのセンサー役、後は要素の交通整理の助言だったと記憶してます。
尾田先生の場合描きたいことがたくさんありすぎて、逆に1話の中で1番印象に残るべき要素がボヤけてしまう時がありました。
ここが一番見たい、というお願いですね。そのくらいです。
もちろんキャラクターの話はたくさんしましたが、編集者が作品に関わると言っても、尾田先生の仕事としか言いようがないですよね。

asada

続きを読む

続きを見る