「頂き女子」被告に懲役13年、罰金1200万円を求刑

「頂上女子」被告に懲役13年、罰金1200万円を求刑

インターネット上で「頂上女子りりちゃん」と名乗り、男性3人から現金計約1億5500万円をだまし取ったなどとして、詐欺罪などに問われた住所不定、無職渡辺真衣被告（25）の公判が15日、名古屋地裁であり、検察側が懲役13年、罰金1200万円を求刑して結審しました。

判決は4月22日。

被告側は詐欺の事実を否認

渡辺被告は、高級ブランド品を身につけ、高級ホテルやレストランで食事をする写真をSNSに投稿し、裕福な生活を送っているように装っていました。
検察側は、被告が「頂上女子」という虚構の人物を演出し、男性たちに恋愛感情を抱かせ、お金をだまし取ったと指摘しました。

一方、被告側は詐欺の事実を否認し、「男性たちから愛情を受け、お金を贈ってもらっていた」と主張しています。

判決は4月22日
裁判長は、被告の犯行態様について「計画的で悪質」と指摘し、「反省の態度も十分とは言えない」と述べました。判決は4月22日に言い渡されます。