和歌山のトンネル施工不良問題、業者が謝罪会見を開催
和歌山のトンネル施工不良問題、業者が謝罪会見を開催
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和歌山のトンネル施工不良問題は、浅川組が請け負った和歌山県発注の串本町と那智勝浦町を結ぶ八郎山トンネルの工事で、コンクリートの厚さが不足するなどの施工不良が見つかった問題です。
この問題について、浅川組は、工事当初から施工不良が重ねられたとし、開通後の利用者への安全に対する意識がなかったとの認識を示しました。
また、利益確保を優先した結果、品質が低下した可能性も指摘されています。
古くからある企業は、こうした体質が抜けていないことが多いようです。
利益確保を優先するあまり、品質が低下してしまうケースは少なくありません。
ダイハツ問題も、根源は同じです。
ダイハツは、燃費試験の不正や、車両の安全性に関する不具合を隠蔽するなどの問題を起こしました。
これらの問題も、利益確保を優先した結果、品質が低下したことが原因と考えられます。
こうした問題を防ぐためには、企業の体質を根本から改革する必要があります。
利益確保と品質の両立を図るための仕組みを構築し、従業員の意識改革を進めていく必要があります。