目白台で起きた火災、旧田中角栄邸が延焼中！

目白御殿は、東京都文京区目白台にある、元内閣総理大臣の田中角栄が居住していた邸宅です。
1965年に田中が購入した当時は、細川護立侯爵の別邸であり、敷地面積は約1万平方メートル、建物面積は約3000平方メートルにも及ぶ豪邸でした。

田中は、自民党総裁に就任した1972年から首相在任中（1972年～1974年、1976年～1980年）は、この目白御殿を公邸として使用しました。
当時は、田中角栄の政治力と経済力を象徴する存在として、マスコミや世間から注目を集めました。

田中が首相を退任した後も、目白御殿は田中一家の私邸として使用されていましたが、田中が1993年に死去した後、しばらくは空き家となりました。
その後、2002年に田中家から日本女子大学に寄贈され、現在は大学の研究施設や会議場として利用されています。