静岡県知事選、ラスト大接戦!前浜松市長と元副知事が激しく競り合う

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リニア中央新幹線のこれまでの経緯

1970年代:構想の始まり

1973年:全国新幹線鉄道整備法に基づき、東京と大阪を結ぶ新幹線の整備計画が策定。
当初は従来の新幹線方式が想定されていた。
1980年代:リニアモーターカーの研究開発

1980年:国鉄(現・JR)が山梨県にリニア実験線を建設。
1987年:有人試験車両「MLU001」が時速400.8kmを達成。
1990年代:本格的な検討

1990年:山梨リニア実験線で有人試験車両「MLU002」が時速541kmを達成。
1992年:中央新幹線建設促進期成同盟会が発足。
1997年:運輸省(現・国土交通省)が中央新幹線の整備計画を策定。
リニアモーターカー方式を採用することを正式に決定。
2000年代:技術開発とルート選定

2000年:JR東海が山梨リニア実験線で超電導リニアモータ車両「L0」の走行試験を開始。
2005年:JR東海が中央新幹線のルート案を発表。
2006年:中央新幹線建設促進基本法が成立。
2010年代:環境影響評価と工事着手

2010年:国土交通大臣がJR東海を中央新幹線の整備主体に指名。
2012年:品川~名古屋間の環境影響評価が認可。
2014年:品川~名古屋間の土木工事実施計画が認可され、工事に着手。
2015年:名古屋~大阪間のルート案が公表。
2020年代:工事の進展と課題

2020年:山梨リニア実験線で超電導リニアモータ車両「L0シリーズ」が時速581kmを達成。
2021年:名古屋~大阪間の環境影響評価が着手。
2022年:静岡県知事がリニア中央新幹線の工事を容認する意向を表明。
2023年:品川~名古屋間の駅・車両基地の建築工事などに着手。

現在

2024年現在、品川~名古屋間の工事はトンネル掘削や橋梁建設などが進められている。
名古屋~大阪間の環境影響評価は調査段階。
静岡県の一部区間では、地元住民の合意が得られていないため、工事に着手できていない。

今後の見通し

JR東海は、2027年に品川~名古屋間、2037年に全線開業を目指している。
しかし、静岡県での工事の進展状況や、財政負担などの課題が依然として残されている。

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