【貧困化?】トッピングなしの真っ白なクリスマスケーキ登場
【貧困化?】トッピングなしの真っ白なクリスマスケーキ登場
ローソン、トッピングなしのクリスマスケーキ 2000円台 – 日本経済新聞 ローソン、トッピングなしのクリスマスケーキ 2000円台 日本経済新聞 (出典:日本経済新聞) |
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1 蚤の市 ★ :2023/12/07(木) 21:40:49.54 ID:jJ4pfeLY9
ローソンは今年のクリスマスケーキについて、「メリハリ消費に対応した」(ベーカリー・デザート部の鈴江裕子シニアマーチャンダイザー)という。商品の大半は16日か18日までに店舗か専用アプリで事前に予約してもらい、店に後日取りに来てもらう。当日買えるショートケーキも用意する。
節約志向にも対応する(7日、東京都品川区)
今年初めて出すのが「シンプルショートケーキ 6号」だ。桃を挟んだスポンジにホイップクリームのみというトッピングがない形。生クリームの乳脂肪分の配合を減らしたほか、手作業の工程も少なくしたことで、価格を2490円に抑えた。予約期限は15日まで。食品スーパーなどでフルーツやお菓子を購入し、自宅で自由にケーキを作り上げてもらう。
お買い得感のある商品も増やした。「プレミアムロールケーキ」の生地の端材を使ったホール型のティラミスは2500円と、昨年の3000円台から価格を抑えた。大きさをやや小さくしたほか、ホイップクリームの使用部分を若干減らした。
「ハレの日はぜいたくに過ごしたい」(白鳥瑞穂マーチャンダイザー)という需要に対応し、付加価値を加えた商品も充実させた。濃厚なガナッシュチョコレートなどを使った「ゴディバ」監修のケーキ(5000円)のほか、イチゴスイーツ専門店が監修したムースケーキ(4160円)などを用意した。
付加価値を付けた高価格帯の商品も用意した(7日、東京都品川区)
帝国データバンクによると、百貨店やスーパー、コンビニなどで販売される23年のクリスマスケーキ(ホール型の5号)の平均価格は4468円と、前年から325円上昇した。卵や砂糖などの原材料価格の高騰を背景に、2年間で500円以上上がったという。
鈴江氏は今年のクリスマスについて、「新型コロナウイルス禍から4年ぶりに制限のない年とあって、自宅や友人宅に集まってパーティーをする傾向にある」と説明した。物価高を背景に節約志向が強まるなか、当日でも買えるショートケーキも準備することで多様化するニーズを取り込む。
(原欣宏)
日本経済新聞 2023年12月7日 16:03
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC073HI0X01C23A2000000/