【もう終わりだよこの国】「賃上げ」しても「生活が苦しい」が8割…4人に1人が「勤務日にランチを食べない」社会人のシビアな懐事情
【もう終わりだよこの国】「賃上げ」しても「生活が苦しい」が8割…4人に1人が「勤務日にランチを食べない」社会人のシビアな懐事情
また、日本商工会議所が全国およそ2000社の中小企業に調査したところ、今年賃上げを実施した企業は67.6%という結果だったことも明らかになった。
しかし、このように「賃上げ」という言葉を聞く機会が増えても、同時に食品を中心とした値上げは続いており、ビジネスパーソンの懐事情は依然として楽とは言えないようだ。
それを象徴するかのような調査を、食の福利厚生サービス「Ticket Restaurant®(チケットレストラン)」を提供する株式会社エデンレッドジャパンが行っている。
20~50代のビジネスパーソン600名を対象にしたこの調査では、まず「今年は昨年より家計が苦しくなっていると感じますか」と質問。「苦しいと感じる」との回答がおよそ8割(79.3%)に達し、4割以上(44.0%)の人は「昨年よりさらに苦しい」と答えている。
そこで気になるのが、日々のランチ事情だ。
エデンレッドジャパンでは2022年からビジネスパーソンの平均ランチ代金を調査しているが、24年は昨年の400円より24円アップ。ここ一年の食品の値上げの影響もあるのだろう。
一方で、使えるランチ代が増えたわけでもない。「ここ1年、勤務日に使えるランチ代に変化はありましたか」の質問に、3人に1人(32.5%)が「減った/やや減った」と回答している。
勤務日にランチを食べない人がこんなに…
それでも、ちゃんとランチを食べられているのならまだマシかもしれない。
同調査では、「ランチの欠食率」についても聞いている。
まず4人に1人(26.7%)が、勤務日にランチを食べないことがあると回答。この欠食率は昨年(25.3%)・一昨年(23.7%)よりも増加し、過去最高となっている。
なお、ランチを食べないことがある人に追加で質問したところ、週2回以上食べない人が半数に上っており、もはや習慣化している人もいるようだ。
健康のためにもそれでいい
ご飯よりスマホの方が大切