「仕事は見て覚えろ」と上から言い続けるリーダーがやっぱりダメな理由

「仕事は見て覚えろ」と上から言い続けるリーダーがやっぱりダメな理由

komatta_man2
1: ゆううつちゃん 2024/05/02(木) 23:51:02.00 ID:gEQU8
特に長い社会人キャリアをお持ちの方であれば、「自分が新入社員だった頃は教えてもらわなかった……」という経験から、「仕事は見て覚えるもの」という考えをどこかに持っている人も多いはず。しかしそれは、今の時代とは逆行しているかも。

その理由は、さまざまなデジタル機器の普及により、“できること” の領域が増え、覚えるべき事項の量も圧倒的に増えたから。たとえば、パソコンが当たり前になったことで、作業やコミュニケーションのスピードは格段に上がりました。便利になったのは確かですが、一方で、同じ時間でこなせるタスク量も増えたわけです。それに伴って、多くの広範な知識・スキルを習得する必要性も増しました。

そんな状態で新人たちは入社してくるわけですから、そもそも仕事をさくさくこなす土俵に立ちづらいことは、火を見るよりも明らかですよね。

明治大学教授の齋藤隆氏が手がけた『たった1日でできる人が育つ! 「教え方」の技術』(PHP研究所)によると、最近の新人は「まずは仕事のやり方を丁寧に教えてほしい」と訴えることが多いのだそう。これは決して甘えているわけではありません。どんなに優れた素質を持っていたとしても、最低限の知識やスキルが備わっていなければ、戸惑ってしまうのも当然ですからね。

たとえば、最低限のマニュアルは用意していたとしても、「これを読んで、あとはやっておいて」と突き放すのは、今の時代にはそぐわないのかもしれません。お互いに読み合わせをしつつ、実際に作業をしてもらいながら「わからないところはない?」「迷っているところはない?」などと寄り添うのが良さそうですね。

放任せず、はじめから仕事のことを丁寧に教えてあげたほうが、新人はより早いスピードで知識やスキルを吸収していってくれることでしょう。

https://studyhacker.net/boss-subordinate-motivation


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