【ポストセブン】10失点晒し投げの近藤廉、翌日に炎天下で罰走 2年連続最下位の立浪中日 選手の心が完全に離れかねない「非情な練習」

【ポストセブン】10失点晒し投げの近藤廉、翌日に炎天下で罰走 2年連続最下位の立浪中日 選手の心が完全に離れかねない「非情な練習」

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1 それでも動く名無し :2023/10/05(木) 17:02:54.48 ID:QRr8xSuB0

 8月25日のDeNA戦。6点ビハインドの9回に登板したのは、この日2年ぶりに一軍昇格したばかりの左腕・近藤廉(25)。まだプロ3試合目の若手が一軍マウンドに上がったが、連打を浴び、味方のエラーもあり、8安打5四死球10失点の大炎上。苦しそうに投げる左腕に対し、立浪監督は座って腕組みしたまま動かない。「晒し者」となった近藤の精神的なダメージが懸念され、DeNAファンからもアウトを取る度に拍手が送られる異様な状況に。結局、1回を投げ終わるのに62球を要し、立浪監督は9回表の終了後即ベンチ裏へ消えていった。

 中継中からSNSでは「晒し投げ」がトレンドに入り、対戦相手のバウアーが試合直後に激励のメッセージを送ったことをきっかけにOBからも続々と近藤を擁護する声があがった。

翌日の公示では、無失点に抑えた投手もいたにもかかわらず、この日登板した投手全員が抹消されている。近藤は以降、一軍に昇格することなくシーズンを終えたが、晒し投げ翌日にある騒動が起きていたという。

「翌日、近藤は二軍のナゴヤ球場に合流。前夜にあんなことがあり、意気消沈とした様子でしたがチームメイトからも“気にするな”と声をかけられて練習に参加したと言います。しかし、練習が始まるや、近藤は“外野ポール間走200本”の罰走をすることになったのです」(同前)

 ポール間走は、ライト(もしくはレフト)ポールからスタートして、球場フェンスに沿って反対側のポールまでダッシュを行なう中距離のランメニューを指す。ポール間の距離は球場によって違うが、約150メートル前後。練習でよく取り入れられているメニューで通常は20本前後をこなすのが一般的だという。

「谷繫元信や吉見一起といった中日の功労者が、ナゴヤ球場は日本一熱いと語っています。屋外であることに加え、まったく風が吹かない球場で、熱中症で倒れる選手も少なくなかった。吉見は一番きついのが芝生の照り返しがあるポール間走だったといい、うまくサボっていたと明かしている。

 もちろんプロは厳しい世界です。近藤に残されたチャンスも決して多くはないでしょう。しかし、今年のような酷暑で200本も走らせるというのは果たして選手の未来を真剣に考えたメニューだといえるのか。個人的には体罰としか思えません。“流石に酷いのではないか”という選手もいたが、片岡二軍監督は止めることはなかった。近藤は1日100本、2日間に分けて走っていました」(同前)

 この様子は他球団の関係者からも戸惑いの声があがっていた。近藤がポール間走をした日はオリックス二軍との公式戦があり、多くのオリックス関係者も目にしている。

「球団関係者の間でも噂になりましたよ。ウチの球団では絶対に考えられないですね。昭和の時代なら、限界まで走らせて心身を鍛えるという手法が受け入れられたかもしれませんが、令和の若い選手にそんなことをしたら潰れてしまう。甘い、甘くないの問題ではなく、時代に合った指導をするべきだと思いますよ」(オリックス関係者)

 球団に事実関係を聞いたところ、こう返答があった。

「8月26日の近藤選手の練習メニューについては、コーチと本人が相談して決めたものです。本人も練習については納得していて、コーチも『それなら気の済むまで走れ』と指示した。罰走というものではございません」(広報部)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9877668419a9361fc20f6f76cb8153c05859e64f

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