【悲報】生成AIに芸術を奪われると絶望した芸大女子が東尋坊で自殺未遂。

【悲報】生成AIに芸術を奪われると絶望した芸大女子が東尋坊で自殺未遂。

1 名無しさん@涙目です。(東京都) [NZ] :2023/11/28(火) 18:53:25.42 ID:oP66Jzz00● BE:866556825-PLT(21500)

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00537/112200046/

人生に絶望した芸大生
 23年6月半ば──。その日も茂氏は東尋坊で定期的にパトロールをしていた。夕方、崖っぷちの近くで座り込んでいる女性が目に入り、自殺志願者だと直感した。声をかけると、女性は泣き出した。NPO法人が事務所にしている近くの茶屋まで連れて行き、話を聞くと、芸術学科で作画法などを学ぶ大学1年生だと分かった。

 「プロンプト」と呼ばれる指示文で、生成AI(人工知能)に描いてほしいイメージを伝えれば、瞬く間に見事なイラストが出来上がる。女性は授業で生成AIの実力を目の当たりにし、自分の存在意義を見失った。勉強に身が入らず、「退学したい」と母親に訴えても、「大学は出ておくように」と強く反対された。実家は貧しく、奨学金を返済するめども立たない。

 若さゆえに困難に立ち向かう経験と耐性が不足していたのだろうか。女性は悩んだ末に自ら命を絶ちに来たという。茂氏は女性の話をじっくりと聞き、実家まで送り届けてひとまず危機を回避できた。

 そのわずか5日後、今度は別の女性から茶屋に電話がかかってきた。「今、最寄りの駅にいる。自殺しに来てしまった」

 NPO法人のスタッフが急いで駅に向かい、女性を茶屋に連れてきた。この女性は県外にある芸術大学の卒業生だった。生成AIが登場したことで、学生時代に学んだイラスト作成の能力を社会で生かせなくなったと感じていた。自身の借金問題や精神疾患も重なり、死のうとしていた。

 パワハラ、虐待、失業、失恋、離婚、借金、病気……。茂氏はこれまで様々な苦悩を抱えた自殺志願者を保護してきた。だが、今回のように生成AIが絡むことはなかった。茂氏は「AI関連の悩みを抱えた人が立て続けに現れて、『なんでだ?』と思った」と言う。

 生成AIが世の中で大きく注目されるようになったのは、米オープンAIが「ChatGPT」をインターネットで一般公開した22年11月からだ。プロンプトに従って理路整然とした文章を生成する能力に、世界中が驚愕(きょうがく)した。

 それから1年。文章からプログラム、イラストまで、多種多様なコンテンツを生み出す各種生成AIが人間の仕事を脅かし始めており、一部の人々は崖っぷちまで追い詰められている。

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