サンフランシスコ列車制御システム、2030年までフロッピー依存で「壊滅的な故障」のおそれ

サンフランシスコ列車制御システム、2030年までフロッピー依存で「壊滅的な故障」のおそれ

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サンフランシスコ列車制御システム、2030年までフロッピー依存で「壊滅的な故障」のおそれ
1: グレイトな名無しさん 2024/04/23(火) 15:49:30.47 ID:hV6IsjeI0● BE:487816701-PLT(13060)

サンフランシスコといえば、ハイテクの象徴ともいえるシリコンバレーのお膝元である。その市交通局(SFMTA)の列車制御システムが未だにフロッピーディスク(FD)に依存しており、新システムに移行するまでに「壊滅的な故障」が起こる懸念が浮上している。

現地メディアABC7 Newsによると、SFMTAの幹部は1998年に導入した当時、このシステムは「コンピュータにハードディスクがなかった時代に導入された」と説明している。確かにWindows 95登場時には数十枚のFDを使っていたが、90年代後半といえばCD-ROMが全盛期であり、かなり不可解ではある。

興味深いのは、テレビレポーターもSFMFA側も「システムの更新には毎日3枚の5.25インチFDが必要」と言いながら、手にしているのはどう見ても3.5インチFDであることだ。さすがに90年代後半は5.25インチFDを見ることも稀になっていたので、にわかには信じがたい。

本題に戻ると、SFMTAのジェフリー・タムリン局長は「現在システムは問題なく稼働しているが、年を追うごとにFDのデータ劣化のリスクが高まり、いつかは壊滅的な故障が発生することは分かっている」と語る。また、90年代のプログラミング言語に精通したプログラマーを確保することも悩みどころだ。


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