【賛否】21歳の自閉症の娘は安楽死を選んだ…世界で初めて合法化したオランダ、21年たってどうなった
【賛否】21歳の自閉症の娘は安楽死を選んだ…世界で初めて合法化したオランダ、21年たってどうなった
15歳の時に自殺を図り、施設を変えるなどしたが、不安定な精神状態は良くならなかった。その後も自殺未遂を10回以上繰り返し、18歳の時には「1人で死ぬのは嫌だから、安楽死したい」という手紙を両親に書いた。
「娘は『ほかの人ができることが自分にはできない』と苦しんでいた」。ビアンカさんはそう話す。「私たちは『あなたはあなたのままでいい』と何度も言った。でも、本人がそれを受け入れられず、苦しんでいた。『死にたい』というより『これ以上、生きることに対応できない』。それが娘の気持ちでした」
▽「決めつけないで」
オランダには「安楽死専門センター」という機関があり、精神疾患がある人など一部のケースを扱っている。デニーセさんはこのセンターに登録したが、精神疾患の場合は治療やケアで良くなることも多いため、オランダでも安楽死の審査は慎重に行われるという。
デニーセさんも約10カ月間の経過観察があり、約1年半の審査を経て安楽死が認められた。最後の2週間は自宅で過ごし、安楽死の前夜はビアンカさんと手をつないで寝た。
当日「やっとこれで逝ける」とベッドに駆けていったデニーセさん。医師から左手に致死薬を注入され、家族に囲まれて笑顔で亡くなったという。
ビアンカさんはこう振り返る。「可能な限りの支援を受けたが、娘の願いは『死にたい』だった。安楽死しなければ、いずれ自殺したと思う。どちらかを選ぶとしたら、安楽死のほうがいい」
デニーセさんは肩に「Don’t judge(決めつけないで)」というタトゥーを入れていた。ビアンカさんが気持ちを代弁する。「周りはいろいろ言うけれど、本人の苦しみや気持ちは本人にしか分からない。『安楽死はすべきではない』と決めつけず、『安楽死しない』という選択を含めてどちらも尊重してほしい」
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d0e9d2faf8efd955ebe2d8bf6fc981130a62009
迷惑かけてもええんやで
家族なら迷惑ですらないんやで
まあ、長期化は避けたいところやけど
ピンピンコロリ
向こうは家族の認識も無くなっていくぞ?
家庭での介護がどれ程壮絶か知ってたらそんな事言えない